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09月03日-01号

  • "後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定"(/)
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  1. 野々市市議会 2020-09-03
    09月03日-01号


    取得元: 野々市市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    令和 2年  9月 定例会(第5回)      -----------------------------撮影録音許可 ○議長(中村義彦議員) 初めに、本定例会の開催に当たり、報道各社から議場内での撮影及び録音の申出がございましたので、議長においてこれを許可いたしましたことをご報告いたしておきます。      ----------------------------- △マスク・フェースガード着用の実施 ○議長(中村義彦議員) 新型コロナウイルス感染予防のため、本定例会から飛沫防止用アクリル板を設置いたしました。議員及び執行部職員は、マスクまたはフェースガードを着用してください。また、傍聴の方も着用をお願いいたします。      ----------------------------- △開会・開議   9月3日午前10時00分開会               出席議員15名     1番  梅野智恵子議員     2番  朝倉雅三議員     3番  小堀孝史議員      4番  向田誠市議員     5番  北村大助議員      6番  馬場弘勝議員     7番  安原 透議員      8番  西本政之議員     9番  中村義彦議員      10番  杉林 敏議員     11番  辻 信行議員      12番  早川彰一議員     13番  土田友雄議員      14番  大東和美議員     15番  岩見 博議員      ----------------------------- ○議長(中村義彦議員) これより令和2年第5回野々市市議会定例会を開会いたします。 出席議員地方自治法第113条に規定する定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。      ----------------------------- △議長諸報告 ○議長(中村義彦議員) 議事日程は、お手元に配付のとおりです。 これより日程第1として諸報告を行います。 地方自治法第121条の規定によって、本定例会の説明のため出席を求めた者及び委任を受けた者の氏名は、お手元に配付のとおりです。  出席を求めた者        市長         粟 貴章君                 教育長        大久保邦彦君  委任を受けた説明員      副市長        山口 良君                 総務部長       加藤良一君                 企画振興部長     北 洋一君                 健康福祉部長     堤 喜一君                 土木部長       北川 勝君                 教育文化部長     中田八千代君                 総務課長       押田浩三君                 秘書室長       越柴一良君                 財政課長       荒木俊雄君                 税務課長       中川弥生君                 市民課長       市川由美子君                 環境安全課長     横浜猛夫君                 企画課長       木戸口浩士君                 地域振興課長     東 和之君                 市民協働課長     山下かおり君                 産業振興課長     粟 信幸君                 福祉総務課長     増山 浄君                 介護長寿課長     北坂義明君                 保険年金課長     前川賢吾君                 子育て支援課長    徳野伸一君                 健康推進課長     若松裕里君                 建設課長       浅野 昇君                 建築住宅課長     道下和宏君                 都市計画課長     中藪孝志君                 上下水道課長     鶴見裕一君                 会計管理者      源野喜啓君                 教育総務課長     塩田 健君                 学校教育課長     松田英樹君                 生涯学習課長     松村隆一君                 文化課長       田村昌宏君                 スポーツ振興課長   清水 実君                 監査委員事務局長   東田敏彦君 ○議長(中村義彦議員) 令和2年8月25日付で、原水爆禁止石川協議会事務局長 新井田義弘氏より、「日本政府核兵器禁止条約に参加・調印・批准を求める意見書」の提出を求める請願書が議長宛てに提出されております。      -----------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(中村義彦議員) これより日程第2として、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、12番、早川彰一議員、13番、土田友雄議員を指名いたします。      ----------------------------- △会期の決定 ○議長(中村義彦議員) これより日程第3として、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月25日までの23日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、会期は23日間と決定いたしました。      ----------------------------- △議案の上程 ○議長(中村義彦議員) これより日程第4として、議案第59号から議案第73号までの15件を一括して議題といたします。      -----------------------------提案理由の説明 ○議長(中村義彦議員) 市長から提案理由の説明を求めます。あわせて、報告第8号及び報告第9号の2件の説明を求めます。粟市長。   〔市長(粟貴章君)登壇〕 ◎市長(粟貴章君) おはようございます。 初めに、令和2年7月豪雨により、九州地方をはじめとする西日本や中部、東北地方において、河川の氾濫など甚大な浸水被害が発生をいたしました。改めて、犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災をされました皆様に心からお見舞いを申し上げます。 さて、今年の石川県の梅雨明けは、昨年より9日遅れの8月2日となり、平年に比べても大幅に遅く、また天候不順日照不足が生じるなど、今後の農作物への影響も心配されるところであります。 一方、梅雨明け後は一転して暑い夏を迎え、日中の気温も一気に高くなり、全国的には40度を超える気温を観測した地点もあるなど、命に関わる危険な暑さとなりました。今月に入っても猛暑の日が続いており、屋外だけでなく屋内においても熱中症の危険性が高まっております。 特に今年は、新型コロナウイルス感染症予防のため、マスク着用によるせきエチケットが求められておりますが、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は熱中症のリスクが高くなるおそれがございます。屋外で人と十分な距離を確保できる場合にはマスクを適宜外していただくことや、マスクをつけたままでの強い負荷のかかる作業は避け、十分な水分補給や休憩を取っていただくなど、これまで以上に熱中症に警戒をしていただきますようお願い申し上げます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、石川県内でも新たな感染者が毎日のように発表されている中、感染経路が特定できない方も増えてきており、日々大きな不安を抱えながらお過ごしの方も多いと思います。 こんなときだからこそ、日々の感染者数に一喜一憂せず、新型コロナウイルスのリスクを正しく理解して、必要な対策を講じていくことが大切になってまいります。 市民の皆様には、これからも3密を避ける行動などの基本的な感染症予防対策や新しい生活様式を実践していただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。 次に、8月28日に会見をさせていただきました国際優秀つばき園認定についてであります。 愛と和 花のギャラリーののいち椿館と椿山を含めた野々市中央公園が、国際ツバキ協会から国際優秀つばき園としての認定を受け、8月12日にその認定証が本市に届きました。日本国内では9番目、本州では初の認定でございます。 野々市中央公園は、平成29年3月の全国椿サミット野々市大会開催に併せて開館した、天候を気にせずに、本市の市花木でありますツバキをゆっくりと観賞することができる愛と和 花のギャラリーののいち椿館や、地植のツバキのほか白山などの景色も望める椿山などの整備により、約400品種、1,700本のツバキを楽しむことができるようになり、県内はもとより、県外のツバキ愛好家の皆さんも訪れる全国有数のツバキの名所となっております。 このたびの国際優秀つばき園の認定によりまして、文字どおり、世界に認められた名誉あるツバキ園となることができました。本市の魅力がまた一つ増えたことを、市民の皆様と共に喜びたいと思っております。 ツバキが咲き始める10月頃からは、ぜひ多くの方々に国際優秀つばき園野々市中央公園を訪れていただき、新たな野々市ファンが増えることを願っているところでございます。 次に、東洋経済新報社が毎年公表する住みよさランキングについてでありますが、6月に公表された住みよさランキング2020において、今回初めて本市が、全国812の都市の中で第1位との評価をいただきました。この結果については、率直にうれしく思っております。 住みよさランキングは、都市の安心度や利便度、快適度といった様々な指標で評価をいただくものでありますが、本市は、利便度が10位と高く、その他の指標も高水準であったことが評価されたようでございます。 野々市の歴史を創ってこられた先人たちへの感謝、そして市制施行時のまちづくりに対する初心を忘れることなく、市民の皆様が誇りと愛着を持っていただけるこれからの野々市を創ってまいりたいと思っております。 次に、本市では、新たな野々市ファンの獲得と地域の活性化を図るため、市外在住の寄附をしていただいた方にお礼の品を贈呈する、ふるさと納税の受付を明日、9月4日から開始いたします。 お礼の品は、野々市ブランド認定品をはじめ、17事業者、約50品目の魅力的な品々をご用意させていただきました。 ふるさと納税は、ふるさとを応援したいという方の思いを実現するものでございます。今回の返礼品を伴うふるさと納税受付開始に当たり、寄附金の使い道を選択できるようにいたしました。「新型コロナウイルス感染症対策」への支援や「市民協働まちづくり」への支援、「地域・産業の活性化」への支援など8つの寄附金の使い道を選ぶことができます。 例えば、「新型コロナウイルス感染症対策」への支援をお選びになり、ふるさと納税による寄附をされますと、市はその寄附を財源に、保育園、学校などにおける感染症対策事業者支援など、具体の施策の充実を図ることができます。これは、本市が第2期ののいち創生総合戦略において推進しておりますSDGsの17の目標で申しますと、目標3の「すべての人に健康と福祉を」に向けた取組につながるものでございます。 このように、今後は、返礼品を伴うふるさと納税の活用により野々市ファンの獲得及び地域の活性化を図るとともに、本市が目指します持続可能なまちづくりを推進してまいりたいと思っております。 次に、この8月5日、総務省から住民基本台帳に基づく人口動態調査の結果が公表されました。調査結果によりますと、今年1月1日時点の国内の人口は、前年に比べ約50万人の減少となり、11年連続の減少で、減少数、減少率も過去最大でありました。石川県においても人口は減少しており、市町別では、本市とかほく市の2市だけが増加という結果でございました。 人口の増減は、経済成長ばかりでなく社会保障にも大きな影響を及ぼすため、10月に実施されます5年に一度の国勢調査の結果が、今後のまちづくりを進める上での大切な基礎資料になるものと考えております。 今回の国勢調査は、開始から100年目の節目に当たる令和最初の調査でございます。また、新型コロナウイルス感染症感染拡大を防止し、調査における安心・安全を確保するため、インターネットや郵便などによる調査により、世帯の皆様と調査員ができる限り対面しない方法で実施されます。 本市では、6月1日に令和2年国勢調査実施本部を設置し、鋭意準備を進めてきているところでございまして、10月に向け、実施本部を中心に、指導員、調査員、職員が一丸となって正確かつ迅速に調査を実施してまいりますので、市民の皆様には、円滑な調査に向け、ご理解とご協力をお願い申し上げるものでございます。 最後に、このたび、菅原町にお住まいで公立高等学校長などを歴任された梅木信夫さんが瑞宝小綬章を受章されました。ご精励いただきましたことと、これまでのご功績とご労苦に対し、改めて深く敬意を表しますとともに、心からお祝いを申し上げる次第であります。 それでは、議員各位におかれましては、全員ご健勝でご参集いただきましたことに感謝申し上げまして、本定例会の提出案件及び報告の大要につきましてご説明させていただきます。 初めに、議案第59号令和2年度野々市一般会計補正予算(第5号)についてでございます。 今回の補正は、歳入においては、普通交付税等の交付額の決定に伴う調整を行うとともに、中林土地区画整理事業地内に整備を予定しております市営墓地公園用地購入のため、土地開発基金から6億3,500万円の繰入れなどを行うものであります。 歳出では、市営墓地公園実施設計及び用地購入に係る所要額に加え、いまだ全国的に感染の拡大が止まらず厳しい状況が続いております新型コロナウイルス感染症対策として、新生児に10万円を給付する臨時給付金や、コロナ禍における民生委員児童委員活動オンライン化などに向けた民生委員児童委員活動効率化支援事業の必要経費などを計上いたしました。 新生児臨時特別給付金では、全ての国民に一律10万円を給付いたしました、さきの国の特別定額給付金給付対象となっていない令和2年4月28日以降に生まれた新生児について、1人当たり10万円を保護者へ給付し、新型コロナウイルス感染症の影響下における子育て世帯に支援を図るものでございます。基準となる新生児は、令和2年4月28日から令和3年4月1日までの出生を600人と見込み、6,000万円を計上いたしました。 民生委員児童委員活動効率化支援事業につきましては、コロナ禍における今後の民生委員児童委員活動について、資料の電子化やテレビ会議システムにより会議を開催することで密集を防ぎ、感染症拡大を防止するとともに、ICTツールを活用することで委員相互の情報の共有化や活動集計の省力化などが図られ、働きながらでも続けられるよう、将来的な成り手不足の解消にもつなげていきたいとの民生委員児童委員協議会からの要望を受けまして、委員99人全員分のタブレット端末購入費用を補助するものでございます。 ICTツールの活用については、金沢工業大学の先生方からも、民生委員児童委員活動に有効なアプリの選定や活用方法などに関するアドバイスをいただいているとも伺っておりまして、タブレット導入後は、機器の初期設定や基本操作について、学生から直接、民生委員児童委員にサポートをしていただき、タブレットに不慣れな民生委員児童委員の方も安心して活動ができるように取組を進められるとのことでございます。 なお、このようなタブレット端末を活用した民生委員児童委員活動の取組は県内でも初の試みと聞いておりまして、この取組に対する補助として440万円余りを計上いたしたところでございます。 以上、これらによりまして、今回、歳入歳出それぞれ8億667万6,000円を追加し、予算の総額を256億2,076万3,000円とするものでございます。 次に、議案第60号令和2年度野々市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 今回の補正は、歳入では、国県支出金及び支払基金交付見込みによる調整を行うほか、前年度の決算に伴う繰越金を計上いたしました。 歳出では、一般会計民生委員児童委員活動オンライン化に係る経費を計上いたしましたが、この特別会計におきましても、医療や介護の最前線でご尽力をいただいております介護認定審査会委員新型コロナウイルス感染防止対策として、介護認定審査会会議資料を電子化し、テレビ会議を活用して行うための環境整備費用を計上するほか、介護給付費準備基金に積み立てることで収支の均衡を図るもので、歳入歳出それぞれ7,150万2,000円を追加し、予算の総額を27億9,750万2,000円とするものでございます。 次に、議案第61号から議案第67号までの7件は、令和元年度の各会計の決算認定等についてでございます。 まず、議案第61号令和元年度野々市一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。 令和元年度は、本市の将来を担う子どもたち教育環境を充実させるため、野々市中学校トイレ改修事業などの教育施設整備事業や、西部中央地区及び中林地区土地区画整理事業などに取り組んでまいりました。 決算額につきましては、歳入総額180億1,223万9,926円に対し、歳出総額は177億2,250万5,050円で、収支差引きでは2億8,973万4,876円となりました。ここから繰越明許財源を除いた実質収支は2億5,385万8,489円の歳入超過でございます。 歳入面では、景気の回復に伴い、市税が平成30年度に比べ2.5%の増、幼児教育・保育の無償化に伴う臨時交付金が交付されたことから、地方特例交付金が前年度に比べ209.9%の大幅増となった一方で、普通交付税臨時財政対策債を合わせた実質交付税が前年度に比べ2.6%の減、幼児教育・保育の無償化に伴う保育料の減により、分担金及び負担金が前年度に比べ51.0%の大幅減、にぎわいの里ののいちカミーノ建設終了に伴い、国庫支出金が15.8%の減となるなど、歳入全体としては前年度を9.2%下回る決算となりました。 次に、歳出面では、高齢化に伴う介護給付費繰出金及び後期高齢者医療費の負担金の増などにより、民生費が前年度に比べ3.0%の増、石川平野排水対策事業費の増により、農林水産業費が前年度に比べ55.4%の大幅増となる一方で、企業立地促進基金への積立て終了により、商工費が前年度に比べ39.6%の減、にぎわいの里ののいちカミーノ建設終了により、土木費が前年度に比べ47.1%の減となるなど、歳出全体としては前年度を9.2%下回る決算となりました。 財政指標では、経常収支比率が97.1%、財政健全化判断比率につきましては、実質赤字比率及び連結実質赤字比率については該当なし、実質公債費比率が6.8%、将来負担比率が28.6%という結果となりました。 いずれも財政の健全性が保たれている比率と言えますが、経常収支比率が前年度に比べ1.3ポイント悪化しており、財政構造の硬直化が進んでおりますことから、今後の推移には十分注意していかなければならないと考えております。 次に、議案第62号令和元年度野々市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。 国民健康保険は、県が財政運営の責任を担うことになりましたが、本市では引き続き、市民の方への身近な窓口として資格管理保険給付に関する業務や、高齢化の進展などによる医療費抑制のため、生活習慣病に着目した特定健康診査特定保健指導事業や脳ドックに対する助成などの保健事業を実施し、疾病の早期発見早期治療に努めるとともに、国民健康保険税の収入の確保に取り組んでまいりました。 この結果、決算額につきましては、歳入総額43億5,517万690円に対し、歳出総額が42億6,770万8,864円であり、実質収支では8,746万1,826円の歳入超過となり、翌年度に繰り越すものでございます。 この歳入超過につきましては、主に令和元年度保険給付費等交付金の確定に伴う償還金の財源とするものでございます。 次に、議案第63号令和元年度野々市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。 本市では、運営主体であります石川県後期高齢者医療広域連合と連携し、保険料の収納管理のほか、市民の方への身近な相談窓口として制度の周知や各種届出の受付業務等を行っております。 決算額につきましては、歳入総額5億871万1,107円に対し、歳出総額は5億719万4,832円であり、実質収支では151万6,275円の歳入超過となり、翌年度に繰り越すものでございます。 この歳入超過につきましては、主なものとして、出納整理期間中に収納した保険料となっており、翌年度において後期高齢者医療広域連合納付金として石川県後期高齢者医療広域連合へ納めるものであります。 次に、議案第64号令和元年度野々市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。 本市における第1号被保険者の要介護、要支援の認定者率は、令和元年度末時点で14.4%であり、本市の団塊の世代が75歳を迎える令和7年度には16%を超えると見込んでいるところでございます。 この状況を踏まえ策定しました第7期介護保険事業計画基本目標であります「野々市版地域包括ケアシステム構築プロセスの確立を実現するために、令和元年度におきましては、生活支援サービスの充実に向けた地域資源の把握等の調整、フレイル予防認知症等に関する介護予防教室の開催等に取り組み、要介護、要支援の認定者の増加を抑えるとともに、介護保険事業の適正な運営に努めてまいりました。 これらの結果、決算額につきましては、歳入総額27億5,726万4,954円に対して、歳出総額は27億487万5,600円となり、実質収支では5,238万9,354円の歳入超過となり、翌年度へ繰り越すものでございます。 なお、この歳入超過額につきましては、主なものとして、翌年度の国庫等に返納する財源とするものでございます。 次に、水道事業会計についてでございます。 議案第65号令和元年度野々市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてでございますが、次の議案第66号令和元年度野々市水道事業会計決算認定についてと関連がございますので、一括してご説明を申し上げます。 水道事業会計における令和元年度未処分利益剰余金につきましては1億4,460万6,581円となってございますが、当年度純利益に相当する1億1,460万6,581円につきましては、これを自己資本金へ組み入れるものとし、残りの3,000万円を次年度に繰越しとすることについて、地方公営企業法の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 令和元年度の水道事業会計決算につきましては、建設事業として、西部中央地区及び中林地区土地区画整理事業に関連する配水管の整備や、市内各所に布設されております幹線配水管耐震化工事などを行ったもので、結果、決算額は、収益的収支では、事業収益が8億8,995万5,270円で、前年に比べて1.2%の減、事業費用は7億6,274万2,231円で、前年に比べて2.0%の増となり、1億2,721万3,039円事業収益事業費用を上回っております。 一方、資本的収支では、収入が2億4,146万1,160円に対し、支出が4億5,071万6,977円であり、不足する2億925万5,817円につきましては損益勘定留保資金などで補填を行ったところでございます。 次に、議案第67号令和元年度野々市市公共下水道事業会計決算認定についてでございます。 令和元年度の公共下水道事業につきましては、整備面積8.4ヘクタール、管渠延長2.1キロメートルの整備を進め、年度末における整備済面積の累計は、事業認可区域面積の96.8%に当たる1,114.5ヘクタールとなっております。 この結果、決算額は、収益的収支では、事業収益が11億7,628万5,804円で、前年に比べて6%の減となり、事業費用は12億8,302万6,294円で、前年に比べて3.6%の減となり、1億674万490円事業収益事業費用を下回っております。 一方、資本的収支では、収入が7億5,505万1,370円に対し、支出が11億7,223万3,199円であり、不足する4億1,718万1,829円につきましては、損益勘定留保資金などで補填を行ったところでございます。 以上の各会計決算の具体的内容につきましては、令和元年度「主要な施策の成果に関する説明書」及び「公営企業会計決算書」に記載のとおりでございます。 本市の事務事業全般にわたりまして、計画どおり着実な進展を図ることができましたことをご報告申し上げ、決算の説明とさせていただきます。 次に、議案第68号野々市市国民健康保険条例及び野々市市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、今般の新型コロナウイルス感染症拡大の状況に鑑み、国における傷病手当金の支給に対する財政支援の適用期間が延長されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第69号野々市市重要文化財喜多家住宅条例についてでございます。 国が指定する重要文化財の喜多家住宅について、公の施設として市が管理を行うに当たり、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき、設置及び管理に関する事項を定めるものでございます。 次に、議案第70号財産の取得についてでございます。 文部科学省の掲げるGIGAスクール構想の実現を目指し、学習者用情報端末1人1台環境を構築するため、リコージャパン株式会社から学習者用コンピュータ4,912台を2億1,018万4,480円で財産の取得を行うもので、地方自治法第96条第1項第8号及び関連する市条例の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第71号負担付きの寄附の受納についてでございます。 国が指定する重要文化財の喜多家住宅及びその附帯施設を、敷地と展示等備品を買い上げることを条件に負担付の寄附として受納することにつきまして、地方自治法第96条第1項第9号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第72号市道路線の認定についてでございます。 今回の市道路線の認定につきましては、稲荷3丁目地内において施行中の開発行為に伴い1路線の道路の認定を行うもので、道路法の定めにより議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第73号野々市市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてでございます。 今月の9月30日をもちまして、上林3丁目にお住まいの宮川美保子さんが任期満了となりますが、教育・文化活動に高い見識を有し、地域からの信望も厚い方でありまして、本市の教育行政の進展に大きく寄与されておりますことから、引き続き任命いたしたくご同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、報告第8号地方自治法第180条の規定による専決処分の報告についてでございますが、和解及び損害賠償額の決定に関する1件につきましてご報告申し上げるものでございます。 次に、報告第9号は、令和元年度決算に基づく健全化判断比率等の報告についてでございます。 詳細な数値につきましては報告書のとおりでございまして、いずれも健全な状況でございます。 最後に、寄附採納についてご報告をさせていただきます。 別紙のとおり、ふるさと納税で2件、感染症対策費寄附金で1件のほか、寄附物件として4件のご寄附をいただきました。ご厚意に心から感謝とお礼を申し上げ、ご報告させていただきます。 以上、提出いたしました諸案件につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重にご審議の上、適切なるご決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。      -----------------------------
    △質疑・委員会付託及び討論の省略 ○議長(中村義彦議員) お諮りいたします。これより日程第5として、ただいま提案されました議案第73号につきましては、人事に関する案件につき、この際、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、議案第73号につきましては即決することに決しました。      ----------------------------- △表決 ○議長(中村義彦議員) これより採決いたします。 議案第73号野々市市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて採決いたします。 本件は、これに同意することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(中村義彦議員) 起立全員です。よって、議案第73号野々市市教育委員会委員の任命につき同意を求める件は、これに同意することに決しました。      ----------------------------- △休会の決定 ○議長(中村義彦議員) これより日程第6として、休会の件についてお諮りいたします。 議案調査のため、明日4日から9日までの6日間、休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会することに決しました。      ----------------------------- △閉議 ○議長(中村義彦議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次会は9月10日午前10時から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。  午前10時47分散会┌―――――┬―――――――――――――――――――――――――――――――┐│招集年月日│           令和2年9月3日            │├―――――┼―――――――――――――――――――――――――――――――┤│招集の場所│           野々市市議会議事堂           │├―――――┼―――┬――――――――――――――┬―――┬――――――――┤│開閉会日時│開 会│令和2年9月3日午前10時00分│議 長│  中村義彦  ││  及び ├―――┼――――――――――――――┼―――┼――――――――┤│  宣告 │閉 議│令和2年9月3日午前10時47分│議 長│  中村義彦  │├―――――┼―――┴┬―――――┬――――┬――┴―┬―┴―――┬――――┤│出席及び │議席番号│ 氏 名 │出欠の別│議席番号│ 氏 名 │出欠の別││ 欠席議員├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 1  │梅野智恵子│ ◯  │ 9  │中村義彦 │ ◯  ││     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 2  │朝倉雅三 │ ◯  │ 10  │杉林 敏 │ ◯  ││出席15名├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 3  │小堀孝史 │ ◯  │ 11  │辻 信行 │ ◯  ││欠席 0名├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 4  │向田誠市 │ ◯  │ 12  │早川彰一 │ ◯  ││     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 5  │北村大助 │ ◯  │ 13  │土田友雄 │ ◯  ││     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│凡例   │ 6  │馬場弘勝 │ ◯  │ 14  │大東和美 │ ◯  ││◯は出席 ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│▲は欠席 │ 7  │安原 透 │ ◯  │ 15  │岩見 博 │ ◯  ││×は不応招├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 8  │西本政之 │ ◯  │    │     │    │├―――――┴―――┬┴―――――┼――――┴―┬――┴―――┬―┴――――┤│ 会議録署名議員 │ 12 番  │ 早川彰一 │ 13 番  │ 土田友雄 │├―――――――――┼――――――┼――――――┼――――――┼――――――┤│ 職務のため出席 │事務局長  │ 押田克夫 │事務局長補佐│ 源入陽子 ││ した者の氏名  ├――――――┼――――――┼――――――┼――――――┤│         │書記    │ 宮岸芳幸 │      │      │├―――――┬―――┴―――┬――┴――――┬―┴―――――┬┴――――――┤│     │市長     │ 粟 貴章  │教育総務課長 │ 塩田 健  ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │教育長    │ 大久保邦彦 │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │副市長    │ 山口 良  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │総務部長   │ 加藤良一  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │企画振興部長 │ 北 洋一  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│地方自治法健康福祉部長 │ 堤 喜一  │       │       ││第121条├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│により説明│土木部長   │ 北川 勝  │       │       ││のため出席├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│した者の職│教育文化部長 │ 中田八千代 │       │       ││氏名   ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │総務課長   │ 押田浩三  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │秘書室長   │ 越柴一良  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │財政課長   │ 荒木俊雄  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │企画課長   │ 木戸口浩士 │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │福祉総務課長 │ 増山 浄  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │建設課長   │ 浅野 昇  │       │       │├―――――┴―――――――┴―――――――┼―――――――┴―――――――┤│ 議事日程・会議に付した議件・会議の経過 │    別紙のとおり     │└―――――――――――――――――――――┴―――――――――――――――┘...